ちょっと待って!契約する前に読む システム発注5つの注意
ありがちな失敗、侵しがちなミス。システム開発を成功に導く基本的な注意点をたった5つにまとめました。
1.発注側もシステム化についての知識が必要です
「業務システムを導入すれば、管理が楽になり、作業が軽減できる」と、簡単に考えてはいませんか?
システム化したからといって、必ずしも楽になるとは限りません。
一般的にシステム化したことにより業務が楽になるイメージは、以下を想像すると思います。
- 入力作業は増えたが、計算、集計が自動化して、楽になる。
- リアルタイムの業務状況把握や在庫数把握が可能になり、便利になる。
- 表やグラフ、注文書、請求書、等の自動作成が可能になり、楽になる。
しかし、開発を担当するシステム会社と、依頼する側のすり合せが不十分な場合、様々な不都合が予想されます。
システム開発会社側の原因としては、
- 開発者があなたの業務を理解していなかった。
- 開発者が、業務に適した環境を選び出す事が出来なかった。
- 開発者が、システムに適した技術を有しておらず不適当な技術で構築してしまった。
うまく動かない、業務と合っていない等、様々なトラブルが発生します。
このような事態にならないために、また、適切な開発者を選ぶためにも、
開発を依頼する側の担当者もシステム化について必要な知識を身につける必要があるのです。