Accessで開発するメリット

Microsoft Accessを使用して制作するシステムは、以下のような点が挙げられます。

  1. Office製品のひとつで親しみやすい
    Accessで開発するメリットMicrosoft Officeの中の商品の一つですので、ご自身でもシステムを開発できます。
    システム会社に開発してもらい、後のメンテナンスは自分でなどの事も出来る可能性もあります。
  2. システムの初期導入に向く
    「Excelでの管理はもう限界」、「かといって、システムを導入する予算がない」
    そんな場合に最適なのがAccessで制作したシステムです。
    初期導入ではコストを抑え、予算をかけることができるようになったら段階的にアップグレードできるため、導入しやすく、また長く使用することが可能です。
  3. イニシャルコストが0円
    一般的なシステムは、プログラム言語、データベースサーバの購入、画面に使用するツールの購入、利用ライセンス等、購入しなければならないものが多く存在します。
    しかし、Accessでのシステム制作では、開発するにおいては、プログラム言語もデータベースも画面に使用するツールも全てのツールが揃っています。
    また、Accessのシステムは、サーバを用意しなくてもパソコン1台で動作します。
    そして、無料でMicrosoftから配布されているMicrosoft Access Runtimeと呼ばれるプログラムをインストールすれば、Microsoft Accessをお持ちでなくても動作します。つまり、イニシャルコスト0円でスタートできます。
  4. メンテナンスが容易
    一般的なシステムですと画面上の文言を変更する様な簡単な修正であっても、持ち帰りの修正作業を行い日を改めて納品となります。
    また、文言ひとつの修正なのに費用が発生する可能性さえあります。
    Accessで制作されたシステムの場合、お客さんのパソコン内で修正が行え、そのまま納品が可能です。よほど大きな修正でなければ費用はかからないでしょう。
  5. 大きなシステムも構築可能
    Accessでのシステム開発システム開発初心者向けであり、システム、プログラム、データベースを学ぶのに適した教材であるMicrosoft Accessですが、一方でSQL Serverとの組み合わせで大きなシステムにも負けないシステムを構築することもできます。
  6. Accessでの開発なら予算に合わせ段階的にステップアップが可能
    <第一ステップ>
    初期のシステム導入には、いきなり大きなシステムを制作すると莫大な費用、長い制作期間、要求どおりに制作されるか等、多くの不安を抱えることになります。
    結果、思う様なシステムが出来上がらなかった場合には目も当てられません。
    そこで、大規模なシステムを作る前にある程度低予算で開発が行えるMicrosoft Accessでの制作をお勧めします。
    Accessのだけを使用したシステムを制作することにより、かなりコストを抑えて制作が行え、また、以下のステップを踏むことで大規模なシステムに入れ替えることも可能です。
    <第二ステップ>
    第一ステップにて初期導入が成功し、システムによる業務管理も浸透してきた頃、徐々にシステムを利用する人数も増えてくる頃でしょう。
    ただし、Accessだけで制作したシステムは多くの人数での利用に向いていません。
    システムは重くなり、処理速度が遅く、負荷がかかりすぎるとデータが壊れる危険性も出てきます。
    そこで、データベース部分をAccessからSQL Server等の別のデータベースへ入れ替えることにより、信頼性がアップ、処理速度の向上で、結果、利用人数を増やすことができます。
    会社が大きくなりシステムを使用する人数や頻度の増加に伴いSQL Serverとの組み合わせに切り替えてアップサイジングを行うことができます。
    <第三ステップ>
    第二ステップによりシステムによる業務も安定した頃には、新たな機能や別業務の管理も行えるようにシステムの改修の必要性が出て来ます。
    つまり、基幹システムとなっていると思われますが、 ここまで来るとMicrosoft Accessで制作できる画面の限界が訪れます。
    業務構成のツリー表示やデータ分析のためのグラフ化や表の表示など、徐々に高機能なGUIを求めるようになると思います。
    ここでAccessを離れ、C#.net、VB.net、等のGUIの優れた言語を使用し開発を行えば望みの画面を制作することができます。
  7. その他のしくみへの移行
    社外からのシステムの利用に対応させたい場合は、SQL Serverを使用せず、Azure SQL Databaseを使用したり、Web化に対応したい場合には、ASP.netやPHP、Perl、python等を利用しブラウザでの閲覧を可能にしたりと、様々なステップアップを行うことができます。



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