株式会社ネーブルス 社長のブログ
株式会社ネーブルス 代表取締役 福田一成のブログです。アメーバブログはこちら
業務ソフトウェア発注のポイント(第5回)
前回、オーダーメイドのスーツ屋さんを例に上げて
話をしました。スーツ屋さんがなぜ失敗しているのか
原因は分かったと思います。
つまり、お客様がスーツを作るのであって
スーツ屋さんは、お客様が作りたいスーツを
お客様が仕立てができない代りに仕立てていると
言う事をお客様が理解できていないことにあります。
今回の例では、お客様のスーツを作るための
体制ができていないことが原因になっています。
以前にも書きました様に、小さな事業所で
多い事なのですが、事業所内で一番パソコンに
明るい人だからという理由で業務ソフトウェア導入責任者に
任命する事業所がよくあります。
しかし、実際には、本人は、それほどPCの知識も
持っておらず、任命された人は、いやいや導入責任者を
やっている可能性があるのです。
この場合、まだ、仕立て屋にスーツを依頼する
体制が整っていないと言う事になります。
このまま、スーツ屋さんに依頼しても
良いスーツが出来ることはないと安易に予想ができます。
しかし、お客様の体制が全ての要因ではないことは
お分かりのことと思います。スーツ屋さんに
本当に落ち度はなかッたのか?
次回は、他の要因についても探っていきます。