株式会社ネーブルス 社長のブログ
株式会社ネーブルス 代表取締役 福田一成のブログです。アメーバブログはこちら
クラウドコンピューティング5
クラウドコンピューティングについて色々と語ってきました。
では、今現在、クラウドコンピューティングを導入するのに
適している業務は、どの様な業務か考えてみましょう。
クラウドコンピューティングの特徴は以下でした。
1、ネットに繋がるコンピュータさえあれば移動先で作業やレビューができる。
2、ファイルを自分のコンピュータに保管しないため軽い状態が保てる。
3、アプリケーションをインストールしたり面倒なセットアップの必要が無い。
4、データやファイルを共有することが容易。
つまりネットワークを活用したシステムと言えます。
先ず、現在、既に大規模システムを導入している企業が
システムの置換えの場合にクラウドが、ひとつの選択肢となるでしょう。
次に、大きな企業に関わらず複数の事業所を持つ企業の導入は意味があるでしょう。
ネットワークにより多くの情報を共有させる事ができ業務効率が向上します。
そして、携帯やPDA端末での利用が可能なクラウドであれば、
営業や現場担当の管理が必要な業務に有効となるでしょう。
出先からの情報のアップは利便さだけでなく、情報を早く得ることが出来るため
有効な戦力となることでしょう。
なお、クラウドを使用した場合には、携帯やPDA端末の様に
データの保管力の弱い機器にとっても強い味方となってくれることでしょう。
逆にクラウドに向かない場合は、上記とは反対に以下の様になります。
1、事業所が1箇所しかない企業
2、データの共有の必要のない企業
3、外出先から情報のアップをする必要のない場合
小さな企業は、まだ導入時期ではないと考えます。
色々と書いていますが、結果としては、
今までクラウド以外のシステムとクラウドにした場合との
開発費用とランニングコストの比較し将来も含めて
コストを比較してみると良いと思います。