株式会社ネーブルス 社長のブログ
株式会社ネーブルス 代表取締役 福田一成のブログです。アメーバブログはこちら
日本語プログラム
大昔に、松下電器さんから発売されたコンピュータで
「ぴゅう太」と言うパソコンがありました。
Googleで調べると沢山出てきます。
そのコンピュータの使用できるプログラム言語が
BASIC(ベーシック)なのですが、
なんと日本語のコマンド、ステートメントでした。
例えば、一般的、どの言語にも存在する
条件分岐表記
if ~ then ~
言語によりthenの代わりに { } だったりしますが、
「ぴゅう太」では、
_モシ_ ~ _ナラバ ~ _ニイケ
と記述しました。
分かりやすい様に全角で記述してますが、
実際は、半角での入力です。
当時、ローマ字入力など無く、キーボードで
日本語配列を覚えなければなりませんでした。
それと、当時は、条件分岐の時は、その条件に合致した場合は、
指定の行へ処理を飛ばすと言う方法を使用していたため
「_ニイケ」となっています。
もし、今も、この日本語表記の言語が存在していたら
どうなっていたでしょうね。
マルチバイト文字の時代。
文字コードも多く存在し、
エンコーディングによって文字化けする時代です。
Windowsの世界で完結するのならば問題ないでしょうが、
もし、Web用のスクリプト言語にまで波及していたら
大変な事になっていたでしょう。
スクリプトは、Shift-JISで記述しないとエラーが出るが、
Web出力はEUC-JPにしたいとなったら・・・。
Web技術者は、頭が痛くなりそうですね。