株式会社ネーブルス 社長のブログ
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2015-07-29 お客様の専門用語
我々は、システム開発を生業としています。
お客様との打ち合わせでは、
なるべく専門用語を使わずに、誰にでも分る様に
説明をする事を心掛けていますが、
時々、専門用語が通じるお客様がいます。
このお客様は、専門用語が通じると思うと
人間は楽を選ぶもので、
つい、先程の心がけを忘れ専門用語を使ってしまいます。
これが、後々痛い目に合う事があるのです。
「入力したデータをデータベースに保存して下さい。」
とお客様に言われ、
この方は「データベース」と言う専門用語を知っている。
では、データベースと言う言葉を使って良いと思い、
そのまま話を進めてしまいました。
しかし、
データベースにテーブルを作成し保管する様に設計書を書いたところ、
お客様から、
「このデータベースは何で開けるの?」
とのお言葉を。
「えっと~。開くとは?」
いやな予感とともにお客様に確認します。
データベースは、ファイルだと思ったようです。
Microsoft Accessをお使いの様で
Accessのファイルをデータベースファイルとの印象で、
勘違いされていたようです。
これは、私にも落ち度があるので、何とも言えないのですが、
お客様の言葉をうのみにしないで、
よくよく聞かなければならないと考えさせられました。
また、
システムを発注される場合、
下手にチョッと知っている専門用語を
使用されない方が良いと思います。