システム開発コラム集

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Aceessでのシステム開発に関するコラム集です。

Accessで「実行時エラー」が発生したとき、開発会社に伝えるべき情報まとめ

「さっきまで動いていたのに、急に変な画面が出て止まってしまった」 「ボタンを押すと、見たこともない英語のメッセージが表示される」

Accessを使っていると、突然襲ってくるのが「実行時エラー」です。 仕事が止まってしまう焦りから、すぐに開発会社へ電話をしたくなりますが、その前に「ある情報」をメモしておくだけで、復旧までのスピードが劇的に変わります。

プロの技術者がエラーの原因を特定するために、本当に知りたい情報は何か。 今回は、トラブル発生時にあなたが取るべき「3つのステップ」を分かりやすくまとめました。


【ステップ1】エラー番号とメッセージをそのまま控える
画面に出ている「実行時エラー '3022'」といった数字や、その後に続く英文・和文を、一言一句漏らさずにメモ(またはスマホで写真撮影)してください。 この番号は、いわば病気の「診断名」のようなもので、これがあるだけで原因の半分以上が特定できます。

なぜ「動きません」だけでは伝わらないのか

システム開発の世界では、同じ「動かない」でも、原因は数千通りあります。 データが重複しているのか、ファイルが見つからないのか、あるいはメモリが不足しているのか……。

情報が不足していると、開発会社は「何が起きたのかを探る作業」から始めなければならず、その分だけ調査費用(人件費)が膨らんでしまいます。 具体的な情報を伝えることは、あなたの会社の修理コストを下げることにも直結するのです。


【ステップ2】「デバッグ」ボタンを押した後の画面を撮る
エラー画面に「デバッグ」というボタンが表示されている場合、それを押すとプログラムのコード画面が開きます。 そこで「黄色いハイライト」になっている行が、まさにエラーが起きている現場です。 その黄色い一行を教えてもらえると、技術者はピンポイントで修理に取り掛かれます。

状況の「再現性」が早期解決の鍵

エラーは、特定の条件下でのみ発生することがあります。 技術者が自分のPCで動かしたときに「再現できない」のが、修理において最も時間がかかるパターンです。 以下の状況も併せて伝えると、解決がさらに早まります。

  • 直前の操作:どの画面で、どのボタンを押し、どんなデータを入力したか
  • 発生頻度:毎回必ず起きるのか、たまに起きるのか
  • 範囲:自分だけか、社内の全員のPCで起きているのか

【ステップ3】最近の「環境の変化」を思い出す
Accessそのものは何も変えていなくても、周りの環境が変わるとエラーが出ることがあります。 「Windowsのアップデートがあった」「PCを新しくした」「ファイルを保存するフォルダの場所を変えた」といった情報は、意外な解決の糸口になります。

焦らず、情報を集めてから相談を

エラー画面が出ると「もうデータが消えてしまったのでは?」と不安になりますが、実行時エラーの多くはプログラムの不備や設定ミスであり、データそのものは無事であることがほとんどです。

まずは深呼吸をして、画面をスマホでカシャリと撮影しましょう。 その一枚の写真と、直前の操作メモがあるだけで、開発会社とのやり取りは驚くほどスムーズになります。

トラブルは、システムをより良く、より頑丈にするためのチャンスでもあります。 正確な情報を伝えてプロに適切に直してもらうことで、これまで以上に安心して使えるシステムへと進化させていきましょう。 もし、今まさにエラーでお困りであれば、まずはその画面の内容を添えて、お気軽に相談してみてください。



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