システム開発コラム集
Aceessでのシステム開発に関するコラム集です。
121.Accessシステムの入れ替えは必要?使い続けるためのポイント
業務システムとしてMicrosoft Accessを使っている企業は多くあります。使い慣れたAccessでのシステム開発は、中小企業にとって大きなメリットがあります。しかし最近、「Accessは古い」「クラウド化が必要」といった話を耳にすることも増えました。
実際のところ、Accessでのシステム開発を続けるべきなのか、それとも別のシステムに切り替えたほうがいいのか、迷っているシステム担当者も多いのではないでしょうか。
Accessでのシステム開発を続けるメリット
Accessは、開発コストが低く、導入しやすい点が大きな強みです。特に、業務に特化した小規模なデータ管理には最適です。
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低コストで運用できる
Accessは専用の開発ツールが不要で、他のシステムに比べて安く作れます。 -
社内の担当者でも修正しやすい
Accessは、プログラミングの知識がなくてもフォームやクエリを使ってカスタマイズしやすいです。 -
パソコン1台でもスムーズに動く
ネットワークの負担が少なく、社内のPCで安定して使えます。
Accessから別のシステムに切り替えたほうがいい場合
Accessは便利ですが、次のようなケースでは、別のシステムへの切り替えを考えたほうがいいかもしれません。
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データが増えて動作が遅い
Accessのデータベースには2GBまでという制限があります。扱うデータ量が増えた場合、SQL Serverなどを使うと快適になります。 -
離れた場所でも使いたい
Accessは基本的に社内向けのツールです。テレワークや複数拠点での利用が必要なら、クラウドシステムを検討するのも一つの方法です。 -
セキュリティに不安がある
Accessのデータは、ローカルPCや社内サーバーに保存されることが多く、バックアップやアクセス制限が十分でないこともあります。重要な情報を扱う場合は、より安全なデータベースを使うほうが安心です。
Accessをより快適に使い続ける方法
すぐに別のシステムへ移行しなくても、Accessの使い方を工夫することで、より快適に使い続けることができます。
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データを分けて管理する
テーブル部分をSQL Serverに移し、Accessは画面操作の役割にすると、大量のデータにも対応しやすくなります。 -
自動化を取り入れる
手作業で行っている処理をVBAやマクロを使って自動化すれば、作業の負担を減らせます。 -
クラウドと連携する
Microsoft 365と組み合わせて、SharePointやPower Automateと連携すると、さらに便利に使えます。
Accessでのシステム開発を続けるか、別のシステムに切り替えるかは、業務内容や今後の運用方針によって異なります。まずは現在の課題を整理し、最適な方法を選びましょう。