システム開発コラム集

Aceessでのシステム開発に関するコラム集です。
235.access 開発を使って非エンジニアが業務効率化する方法 ― 現場のリアル事例
中小企業や小規模事業では、IT部門が限られているため、業務システムの改善は現場の担当者自身が行うケースが増えています。
そんな中、Microsoft Accessはプログラミング経験がない非エンジニアでも業務効率化に活用できるツールとして注目されています。
ここでは、非エンジニアでも実践できるAccess開発の方法と、現場でのリアルな事例を紹介します。
1. 手作業の繰り返しを自動化する
非エンジニアでもAccessを使えば、日々の手作業を簡単に自動化できます。
例えば、Excelで毎月行っていた売上集計をAccessで一括処理するだけで、作業時間が半分以下に短縮されることもあります。
フォームを作り、入力や検索をボタン操作で行えるようにすることで、複雑な操作を覚える必要もありません。
2. 簡単なデータベースを作って情報を一元管理
営業情報や顧客情報、在庫情報など、部門ごとに散らばっているデータをAccessで一元管理できます。
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顧客マスタで住所や連絡先を整理
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受注テーブルで履歴を自動集計
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クエリで特定条件の抽出
この仕組みを作るだけで、情報探しに費やす時間が大幅に削減されます。
3. 現場での改善を繰り返す
Accessは作ってすぐに運用でき、改善も容易です。
非エンジニアでも、現場で「こうしたほうが便利」と感じた点をフォームやクエリに反映できるので、使いながら業務フローを最適化できます。
現場の事例1:小売店の在庫管理
従来は手書きの在庫表を店舗ごとに管理していたケース。
Accessで商品マスタと在庫テーブルを作り、入荷・販売情報を入力すると、残在庫や発注タイミングを自動で確認できるようになりました。
結果、発注ミスや欠品が減り、店舗スタッフの作業時間も1日あたり30分以上短縮されました。
現場の事例2:営業部の顧客管理
非エンジニアの営業担当が、顧客情報や過去の対応履歴をAccessで整理。
顧客ごとの案件進捗やフォロー状況を簡単に検索・集計できるようになり、チーム全体で情報共有がスムーズになりました。
Excelで行っていたコピー&ペースト作業も不要になり、ミスも減少しています。
現場の事例3:小規模製造業の受注管理
紙ベースで管理していた受注伝票をAccessに登録し、クエリで納期や数量の集計を自動化。
担当者が毎日手動で集計していた作業が大幅に短縮され、残業時間の削減につながりました。
Accessは非エンジニアでも短期間で導入でき、業務効率化の成果をすぐに実感できます。
ポイントは、小さな業務から自動化やデータ整理を始め、現場で使いながら改善を重ねることです。
現場担当者自身がAccessを活用することで、社内のIT依存を減らし、業務効率化を現実的に実現できます。

