システム開発コラム集

Aceessでのシステム開発に関するコラム集です。
238.accessでのシステム開発は古い?現在でも有効な業務システムとしての強みとは
「Accessは古いツールだから、今の業務システムには向かないのでは?」という声を耳にすることがあります。しかし、実際にはAccessは現在でも中小企業や部門単位の業務システム開発で非常に有効です。
その理由と強みを具体的に見ていきましょう。
1. 短期間で開発できる柔軟性
Accessはデータベース作成からフォーム・レポート作成まで一体で行えるため、設計から運用までの期間が短く済みます。
中小企業では、1か月~数か月で業務改善システムを構築するケースも珍しくありません。
従来の大規模ERPや専用システムのように導入まで半年以上かかることはなく、現場のニーズに素早く対応できます。
2. 小規模業務に最適化されたコストパフォーマンス
Accessはライセンスコストが比較的低く、導入や運用のハードルも高くありません。
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少人数での運用でも十分機能
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既存のOffice環境を活用できる
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外注せずに現場担当者が開発・運用できる
これにより、小規模事業でも手軽にシステム化が可能です。
3. ExcelやCSV、Webサービスとの連携が容易
Accessは他のMicrosoft製品やCSVファイル、さらにはWeb APIとも連携がしやすいのが強みです。
例えば、Excelで管理していた売上データをAccessで集約・分析し、さらに帳票を自動作成することも簡単にできます。
既存のデータやクラウドサービスと組み合わせることで、古さを感じさせないシステム運用が可能です。
4. 拡張性と現場改善に強い
Accessは小規模から中規模までの業務システムに柔軟に対応できます。
現場の声を反映して、入力フォームや集計クエリを簡単に追加・変更できるため、業務改善のPDCAサイクルが回しやすいです。
「作ったら終わり」ではなく、運用しながら改善していけることは、現場担当者にとって大きな利点です。
5. 専門知識がなくても扱いやすい
AccessはVBAやSQLを使えば高度な処理も可能ですが、基本的なフォームやテーブル操作だけでも十分な業務改善ができます。
非エンジニアの担当者でも、少し学習すれば自社の業務に合わせたシステムを作れるため、IT部門が限られた組織でも導入しやすいのです。
まとめ
Accessは「古い」と思われがちですが、現場主導の業務効率化、小規模でのシステム構築、既存データやサービスとの連携に強いツールです。
短期間で導入でき、コストも抑えられ、現場改善に柔軟に対応できる点は、現在でも十分に価値があります。
中小企業や部門単位の業務システム開発において、Accessは今も有効な選択肢であることを覚えておくと良いでしょう。

