システム開発コラム集
Aceessでのシステム開発に関するコラム集です。
60.Accessでのシステム開発を自社で行う場合の注意点
自社でAccessでシステム開発を行う場合、以下のポイントに注意する必要があります。
スキルセットの確認:
担当者がAccess開発に必要なスキルセットを持っているかどうかを確認しましょう。
VBA(Visual Basic for Applications)やSQL(Structured Query Language)などのプログラミング言語に精通していることが重要です。また、データベース設計やUI(ユーザーインターフェース)デザインの経験も役立ちます。
リソースの確保:
開発プロジェクトに必要なリソース(人材、時間、予算)を適切に確保しましょう。
Access開発は、他のシステムと比較して比較的短期間で開発できることが特徴ですが、それでも専門知識や経験を持ったチームが必要です。
ニーズの明確化と要件定義:
システムのニーズや要件を明確に理解し、文書化しておきましょう。
プロジェクトの初期段階で、利害関係者とのコミュニケーションを重視し、必要な機能や期待される成果物を明確にすることが重要です。
データベース設計の検討:
Accessのパワーは、そのデータベースにあります。
適切なデータベース設計を行うことで、システムの効率性や拡張性を確保できます。テーブルの構造、関係性、クエリの最適化などに注意を払いましょう。
セキュリティの確保:
システム開発の際には、データのセキュリティを確保することが重要です。
Accessでは、データベースのアクセス権を適切に管理し、機密性の高い情報を保護するための対策を講じる必要があります。
テストと品質管理:
開発プロセスの一環として、システムのテストと品質管理を行いましょう。
ユーザーフィードバックを活用して、システムのバグや問題点を特定し、改善することが重要です。
トレーニングとドキュメンテーション:
システムの利用者がシステムを効果的に活用できるように、トレーニングやドキュメンテーションを提供しましょう。システムの機能や操作方法について、利用者にわかりやすく伝えることが重要です。
これらのポイントを考慮することで、自社でAccessシステムを開発する際に成功する確率を高めることができます。