お客様の声
PANA通信社 営業部 高谷様
トラブルが生じた際、迅速に対応していただける小回りの良さ。
これが保守をお願いした、決め手のひとつですね。
プロフィール
1949年に香港で設立され、1965年以降は時事通信社のグループ企業として写真事業を行ってきたPANA通信社。主に報道写真を扱ってきた同社ですが、2001年からはカレンダーやポスターなどに使うストック写真のレンタル事業も加わり、現在では600万点以上の写真を保有する国内有数の写真エージェンシーです。
今回はその営業部に勤務なさっている高谷氏に、利用しているソフトの保守について、お話をうかがいました。
PANA通信社 営業部 高谷様に、インタビューをさせていただきました。
Q1: お客様より自己紹介をお願いいたします。
弊社では、時事通信社やその他契約通信社の報道系写真と、契約カメラマンの方から委託された風景写真などのポジフィルムを取り扱っています。私の主な業務は出版社や制作会社、テレビ局などへの写真の貸し出しです。
業務管理システムは、ポジフィルムをお預かりするようになった際に、写真登録や貸出業務支援のために構築したものです。
弊社には「J-LoUPE」と呼ばれるオンライン画像データベースがあり、デジタル写真の管理はそのシステムで行っていますが、現在では、デジタルデータの販売管理も、このシステムで行っています。 膨大な情報を管理するだけでなく、他のシステムとの連携もありますから保守はとても大切です。
Q2: どんなソフトを保守していますか?
ネーブルスさんにお願いしているシステムの保守は、主に3つあります。
1つは“商品管理システム”。写真を預けられたカメラマンさんご本人の情報、お預かりしたポジの情報、それがどこに保管してあるのかという写真データの管理です。
2つめは、“営業管理システム”。ポジを含めた写真データを貸し出す顧客情報、貸し出して使用した際の詳細から請求業務までを行うものです。
そして3つめがご利用いただいた際の入金まで含めた“経理システム”です。
Q3: ソフトを保守するにあたって、弊社を選んだ理由はなんですか?
既存の他のシステムとの複雑なやりとりに対応する必要があったのですが、それには相応の高い技術を要します。それに私どもの業務は、なにかトラブルがあったときに、とくに迅速な対応が求められますが、ネーブルスさんはこうしたフォローの条件を満たしていました。
いくつかの会社にお話をきかせていただきましたが、誰にでもわかりやすい説明をしていただけたというのもよかった点です。
Q4: いままでどんな保守対応を依頼されましたか?
契約させていただいてから、もう足掛け3年になりますが、いくつかあります。
一例としては「J-LoUPE」側のCSVデータというものを営業管理システムに書き込むのですが、取り込むための受け皿を訂正していただいたり。システムをバージョンアップしたときに、その変化に対応していくための保守ですね。
Q5: 保守の対応でどんなことが良かったですか? 逆にどんなことが大変でしたか?
先ほどの答えと重なりますが、トラブルが生じた際、迅速に対処していただける小回りの良さですね。
大変だったのは、パソコンの端末を一斉に切り替えたときには、毎日夜遅くまで作業をしていただいたので、私のほうも大変でしたね(笑)。
Q6: 今後の保守について、ご要望内容はどんなことですか? また、御社のご要望について、保守以外の提案は適切にされていますか?
現在Oracleデータベースを使用していますが、業務の見直しと同時にゆくゆくはシステムをAccessからVB.netなどへリニューアルとデータ移行をしたいという考えがあります。
将来的にそれらの対応をしていきたいという考えを、ネーブルスさんもお持ちいただいている部分も、保守をお願いした理由のひとつです。 時期的なことはまだわかりませんが、担当の方から随時ご提案していただいています。
取材ライター : 浦川 Urakawa