株式会社ネーブルス 社長のブログ
株式会社ネーブルス 代表取締役 福田一成のブログです。アメーバブログはこちら
大丈夫ですか?
会社設立のためには定款が必要なのはご存知だと思います。
会社法により、かなり条件が緩和され会社を設立しやすくなりました。
そうは言っても、対外的な事や定款の作成、印鑑、等、設立費用は容易に出せるような金額ではなく安易に会社でも作ろうかと言えるレベルではありません。
登記には定款の他に実印や印鑑証明、そして、資本金を振り込んだ通帳のコピーが必要になります。
私は、きりの良い10月1日を登記日にしたい事もありましたが、仕事が忙しく銀行に行く時間が無かったので、やむをえず母に入金してくるように依頼しました。
その翌日には、そのコピーを司法書士に提出したかったので、その日の2時までに処理してくるように頼みました。
母に連絡した時には、既に1時40分でした。
慌てて母は銀行に向かう。
銀行に付くと接客係の銀行員に声をかけられた。
最近は、銀行も大変、対応が良い。
母は、もう大分の年齢であるため案内が必要と考えたのだろう。
「本日は、どの様なご用件でおこしいただきましたでしょうか?」
母は、慌てている事もあり、
「息子に頼まれて2時までに入金した通帳のコピーを・・・。」
慌てたのは、母だけではない。銀行員が数人表れ慌てだした
「電話で頼まれたのですか?」
「いくら振り込めといわれましたか?」
「息子さんの電話からでしたか?」
「本当に息子さんだったですか?」
「大丈夫ですか?」、等々・・・。
銀行員は振り込め詐欺の電話を受けたのだと思ったようだ。
そして母に付きまとい行動の全てを監視している。
母は、
「2時までに入れないと間に合わない・・・。」
「会社ので入金・・・。」、等々・・・。
お互い慌てているから会話が成立しない。
次の会話で、全てを一掃した。
銀行員:「振込先はどちらですか?」
母 :「息子の通帳です。」
銀行員:「???」
母 :「息子の通帳から息子の別の通帳に入金します。」
それでも、まだ疑っていたが、とりあえずは落ち着いたようだ。
ある種、人騒がせな事をさせてしまった。反省している。
母は、振り込め詐欺に間違われてと笑っていたが、これで、警察でも呼ばれていたら、もっと大騒ぎになっていただろう。
しかし、母のおかげで処理は間に合ったが、私が間違えて支持したため振込みにしなければならないところを入金にしてしまった。
結局、後日、私が再度、処理しに行った。
その時は、特に何も疑われることは無かった。