株式会社ネーブルス 社長のブログ
株式会社ネーブルス 代表取締役 福田一成のブログです。アメーバブログはこちら
女性消防士
「火の付いたプロジェクト。」
私たち、システム業界の人間は、
リリース予定の日を過ぎても、
まだ、様々な解決しなければならない問題、
決めきれていない仕様、バグ等を残し
お客さんとも一触即発の危機の状態の
プロジェクトをそう呼びます。
我々、この業界に生きる人間は、
普通、そんな状態のプロジェクトには、
関わりたくないというのが一般的です。
入った当日から過酷な労働と激怒している
お客さんとの折衝、そして、徹夜がスタートするのです。
誰も、そんなプロジェクトに入りたくありません。
しかし、そんなプロジェクトに率先して
入っていった人がいたんです。
以前の務めていた会社の
私の隣のプロジェクトもひどい状況でした。
そのプロジェクトは、プロジェクトマネージャ自身の知識不足のため
もともと動作していたプログラムより下のグレードのプログラムへの
乗せ換えとなってしまいました。
今までベンツに乗っていたのに、買い替えたら軽自動車が
納品されたようなものです。この時点で既にプロジェクトが終わっています。
そして、数名の技術者が集められましたが、プロジェクトマネージャが
全く何の支持も判断もしないため迷走状態になっていきました。
プロジェクトマネージャは、SEに任せているからと言い、
各作業者からは、自分の仕事で手一杯なので
プロジェクトマネージャがトータル的な
仕様を決めてもらいたいと言っていました。
確かにプロジェクトマネージャがお客さんのところで
打合せしている姿も見ないし、プロジェクトメンバーを集めて
打合せしている姿も見かけませんでした。
プロジェクトがスタートして、1年以上が経ちました。
一向に状況は変わりません。
終わる気配のないプロジェクトに疲れきっている作業者。
お客さんは、完全に怒っており。上司の姿も見え初めてきました。
まさに、ボウボウと火がついたプロジェクトの状態です。
プロジェクトも、どんどん赤字になっていきます。
プロジェクトマネージャは、会議で「あと少しで終わる」の一点張り。
全く終わるようには見えません。泥沼の状態まで落ちてしまいました。
このままでは、会社は、訴訟も覚悟しなければなりません。
そんなプロジェクトを見かねて、火消し役を買って出た人がいました。
その人は、数人の作業者を連れて火の付いたプロジェクトへ
飛び込んでいきました。
(火が付いたプロジェクトに飛び込むなんて、よくやるね~
と蚊帳の外を決め込んでいた私でしたが、いつの間にか、
プロジェクトに引っ張りこまれていました。ギャ~。)
その人は、今まで担当していた作業者から1週間かけて
要件、仕様、進捗状況、課題を聴取し、
プロジェクトを立て直し、作業者を入れ替え
客先にも折衝に出向き、必要なお金も引き出し、
その後、数カ月でプロジェクトを完了させてしまいました。
火の付いたプロジェクトの火を消したのです。
まさに火も恐れずに向かっていく勇敢な消防士の様です。
ちなみに、それが当社スタッフの白木です。
しかし、火が付いたプロジェクトを見れば必ず
当社の白木が火を消してくれるわけではありません。
失敗しないために、失敗したプロジェクト例を確認できます。
ちょっと待って!!
契約する前に読むシステム発注5つの注意
今、当社へシステムを発注いただければ
白木からも、失敗しない方法を、
厳しく教えてもらえる特典が付いてきます。(爆)