システム開発コラム集

システム開発コラム集

Aceessでのシステム開発に関するコラム集です。

131.Accessでの開発経験ゼロでもOK!導入までの流れと注意点を解説

Microsft Accessでのシステム開発は難しそうだと感じていませんか?
実は、Accessでの開発は、専門的なプログラミングスキルがなくても、業務に合わせたシステムを構築しやすい方法です。とくに中小企業では、予算や人員が限られる中で、効率的に業務改善を進めるツールとして注目されています。

まずは、Accessでのシステム開発の基本的な流れを見ていきましょう。

最初のステップは「業務の洗い出し」です。
どの作業をシステム化したいのか、紙やExcelでやっている業務のどこに課題があるのかを明確にします。
Accessでの開発は、こうした具体的なニーズが明確であればあるほど、効果的な仕組みが作りやすくなります。

次に、「設計とデータ構造の検討」に入ります。
Accessはリレーショナルデータベースとしての機能を備えているため、顧客情報・商品情報・売上データなどを整理して、関連づけることができます。これができると、複雑な情報も一元管理でき、検索や集計がとてもスムーズになります。

その後、「フォームや帳票の作成」を進めます。
Accessではドラッグ&ドロップの操作で画面設計ができるため、初心者でも操作画面を作ることが可能です。入力ミスを減らしたり、見やすく整えたりする工夫がしやすいのも、Accessでの開発ならではの特長です。

導入までに確認しておきたい注意点もあります。

まず、Accessは単独で完結する反面、複数人で同時に使うような構成には工夫が必要です。
共有フォルダを利用する場合、アクセスの集中による不具合が起こることがあります。そのため、「フロントエンドとバックエンドの分離」や「ファイルサーバーの安定運用」が大切です。

もうひとつの注意点は「更新と保守」です。
Accessでのシステム開発はスピーディに行えますが、後から項目を追加したり、集計方法を変更したりすると、影響範囲が広がる場合があります。開発した後も見直しやすいように、設計書やメモを残しておくことが重要です。

Accessでの開発経験がなくても、段階を踏んで進めれば着実にシステムを導入できます。
さらに、必要に応じてAccessに詳しい外部の支援者に相談すれば、難しい部分だけをサポートしてもらうことも可能です。

Accessでのシステム開発は、経験がなくても始めやすく、業務の流れを把握している担当者こそ力を発揮しやすい分野です。今ある業務をムダなく、無理なく、そして将来に向けて改善していくための第一歩として、Accessでの開発を前向きに検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

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