システム開発コラム集
Aceessでのシステム開発に関するコラム集です。
56.システム開発用語の「ドキュメント」とはどういう意味ですか?
システム開発における「ドキュメント」は、プロジェクトに関する情報や仕様を記録した書類やファイルのことを指します。
これらのドキュメントは、プロジェクトの進行や成果物の理解を支援し、関係者間でのコミュニケーションを円滑にするために重要です。 主な種類としては以下のようなものがあります。
要件定義書(仕様書):
システムが満たすべき要件や機能、非機能要件(パフォーマンス、セキュリティなど)を記述します。
これは開発プロジェクトの基盤となります。
設計書:
システムの構造や仕組み、データベースの設計など、システムの全体像を示します。開発者や関係者がシステムの設計を理解しやすくするための資料です。
テスト仕様書:
開発されたシステムが期待通りに機能しているかを確認するためのテスト項目や手順を記載します。
品質管理やバグ修正のために欠かせない情報です。
ユーザーマニュアル:
システムを利用するユーザー向けに作成されるガイドです。システムの操作方法や機能の説明が含まれます。
これらのドキュメントは、プロジェクトの進行や成果物の品質を向上させ、開発プロセスを円滑にするのに役立ちます。
また、将来の保守や拡張の際にも重要なリソースとなります。