システム開発コラム集
Aceessでのシステム開発に関するコラム集です。
70.Accessシステム開発の予算の考え方
初めてAccessシステムを発注する際に予算をどのように立てればいいか、見当がつかないと思います。
しかし、あまり難しく考える必要はありません。
まず、最初にやるべきことは、「どんなシステムが必要か」をはっきりさせることです。
例えば、どのくらいのデータ量を扱うのか、何人が使うのか、どんな機能が欲しいのかを考えてみてください。それによって、システムの規模が決まります。
大きく複雑なシステムなら、当然費用も高くなりますし、シンプルなものであればコストも抑えられます。
次に、誰に依頼するかも大事です。
経験豊富な開発者や会社に依頼すれば、信頼性が高く質の良いシステムが期待できますが、料金もそれなりに高くなります。
一方で、フリーランスや小規模な開発者に頼むと、料金は安くなることもありますが、サポートや完成度の面で少し心配が残ることもあります。これも、どれくらいの予算をかけるかを決める要素の一つです。
また、システム開発には、「初期費用」と「維持費用」があることも忘れないでください。
初期費用はシステムを作るためにかかるお金ですが、完成後もサポートや修正、アップデートなどで追加の費用がかかることがあります。そのため、初期費用だけでなく、長い目で見て維持費用も考慮する必要があります。
最後に、相場を知るために、複数の会社から見積もりを取るのがよい方法です。
これによって、どのくらいのお金がかかるのかを具体的にイメージできるようになります。
予算を決める際には、余裕を持たせておくのが安心です。思ったよりも費用がかかることがあるので、最初からギリギリの予算にしないようにするのがポイントです。