システム開発コラム集
システム開発に関するコラム集です。
38. システム開発契約時の書類
システム開発の発注が決定したら、契約書を取り交わします。
契約書は下記の3種類です。
1.取引基本契約書
会社館で、何度も反復・継続して行われる取引に関する事項をまとめたもの。この先、何度も契約が発生することを予定して、全ての契約に共通する約束事を取り決める。必ずしも作成しなくてもよいが、個別契約書の内容を簡素化できる。
契約書の内容によっては4,000円の収入印紙が必要な場合がある。
2.機密保持契約書(通称NDA: Non Disclosure Agreement)
取引先に自社情報を提供する場合、情報漏えいを防止する役割をする契約書。
仕事上で発生する個人情報や機密情報について厳格に扱い、一切、第三者へは漏らさない事を契約する。
3.個別契約書
注文書の意味合いを持つ契約書。取引基本契約書を結んでいる場合は、個別の取引条件を決めるだけでよい。
システム開発の場合は、通常、開発期間や開発金額、納品時期、支払いサイト(お金の支払い回数や支払い時期、支払い金額等)が記述されている 。