お金をドブに捨てないためのシステム開発発注虎の巻
「システムを発注する」という事は、どの企業様にとっても日常茶飯事という事はあり得ません。システム開発の当事者になられた担当者の方にとっても、はじめての事も多く戸惑いも多い事でしょう。このコラムは、自社にシステムを導入する際に、気を付けなければならないこと、基本的な考え方など、システム開発を成功に導くためのノウハウについて書いています。
6. システム化すべきか否か
日常業務を楽にしようとシステム開発するわけですが、思いのほか業務が煩雑になった、却って人手が増えたという結果を招くこともあります。
以下は、”その業務をシステム化するべきか否か”を判断するための質問です。
チェックしてみて、ひとつの指標としてください。
- 毎日、毎週、毎月、同じパターンの作業の繰り返し、多くの時間を費やしている。
- 伝票等の印刷物が多い。
- 単純作業が多い。
- 現在の作業の進捗状況や状態、情報を知る必要がある。
- Excelで管理しているが、メンテナンスが大変である、もしくは動作が重く限界がきている。
上記に1つ以上該当すれば、システム化する必要があると思われます。